監修:坂田 英明 (Hideaki Sakata)
医学博士。
ドイツ・マグデブルク大学耳鼻咽喉科研究員、埼玉県立小児医療センター耳鼻咽喉科副部長を経て、現在目白大学保健医療学部言語聴覚学科教授、目白大学耳科学研究所クリニック院長。
日本小児耳鼻咽喉科学会理事、日本耳科学会代議員、厚生労働省科学研究の分担研究者。長年、聴覚と脳に関する研究を行い、聴覚を利用した玩具の開発や、音のクイズ番組の制作にも携わり、医療分野以外でも数々の実績をもつ。
著書に、『めまいは治る』(ソフトバンククリエイティブ刊)『難聴』(マキノ出版刊)などがある。
めまい、耳鳴り、難聴のWebサイト「めまい・耳鳴り・難聴110番」を主宰。(http://dai8shinkei.org/)
それは、
「たくましさ、発想力、そして
『試練をチャンスに転換する』柔軟性を
子どもの脳に育ませること」
ではないでしょうか。
この能力を持った子どもこそ、
これからの激動の時代、
人生を自分らしく謳歌できる人物へと成長していくのでしょう。
「でも、脳を効果的にトレーニングすることなんてできるの?」
みなさんは、そう考えますよね。
確かに、脳そのものをひねったり、伸ばしたりはできません。
しかし、そもそも、体のストレッチの目的は、
体を伸縮させることにあるのではなく、
血流を促進させ、筋肉を柔軟にし、身体能力を高めることにあります。
脳のストレッチも目的は同じ。
私たちが贈る
『~潜在能力を引き出すサウンド~ 脳育成マイスター』は、
集中して聴くというトレーニングを積み、「脳幹」と呼ばれる脳の中心部〝生命センター〞に刺激を加えて、
脳全体の血流を促進します。
脳内の血のめぐりをぐんぐんよくするのです。
血液がめぐれば、脳細胞の細部に栄養と酸素がいきわたります。
これにより、
大脳の「聴覚野」、
記憶をつかさどる「海馬」、
学習能力をつかさどる「前頭前野」など、
いまだ満足使われていない部位が広く深く刺激され、
結果として
柔軟でたくましく、発想力の高い脳が育まれていくと、期待できるのです。
子どもの脳は、可塑性(変化する性質)に富んでいます。
よい刺激を与えれば与えるほど発達し、
よりよい性質へと変化していく高い能力を
子どもの脳は、備えているのです。
また、脳幹を刺激することは、自律神経に働きかける効果があることも
研究により明らかになっています。
これにより自律神経の働きは整い、心身の
「やる気スイッチ」「休みのスイッチ」の切り替えが
上手になると考えられます。
これからの世界を築く子どもたちが、自分らしく生きていけるよう
応援し続けることが、私たちの願いです。