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旬のブロッコリーを美味しくいただく ~ 栄養バランスに優れた冬野菜 ~

ブロッコリーは地中海沿岸地域原産の緑黄色野菜で、同じアブラナ科のキャベツの仲間です。古代ローマの人々は、アブラナ科の野生種(キャベツの一種)の花のつぼみと若い茎を食べていたと言い、それがブロッコリーの起源ではないかと考えられています。

 

16世紀頃には、イタリアやフランスでブロッコリーの栽培が始まり、品種改良が重ねられていきました。そして20世紀半ば以降、世界的に食されるようになります。日本に伝わったのは明治時代ですが、多くの家庭で食卓に上るようになったのは1970年以降。栄養価が高い緑黄色野菜だと紹介され、ブロッコリー人気が高まったのです。

農林水産省の「2012年野菜生産出荷統計」によると、都道府県別ブロッコリー収穫量・出荷量のベスト3は、北海道、埼玉県、愛知県。主に、夏場は北海道で、秋から冬にかけては埼玉県、愛知県で生産されます。アメリカなどからも輸入されるため、市場には一年中出回っていますが、旬は秋から冬です。涼しい気候を好み、寒くなるにつれて甘みを増すブロッコリーは、寒季に収穫されたもののほうが美味しいのです。

 

ブロッコリーは、ビタミンC、B1、B2、E、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、栄養バランスにも優れています。ビタミンC含有量は同量のレモン果汁と比べると2倍以上。抗酸化作用のあるβカロテンも多く、風邪の細菌予防、美肌、疲労回復などの効果が期待できます。他にも、赤血球の増殖や細胞分裂の働きを助ける葉酸を多く含むのが特徴。また、ブロッコリーに含まれるサルフォラフェインという化学物質には、ガンを抑制する働きがあることも分かっています。

 

最近、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトに、育毛効果が期待できるとの報道発表がありました。近畿大学と毛髪クリニックリーブ21の共同研究により、ブロッコリースプラウトのエキスが、毛髪の成長シグナルを調節する毛乳頭細胞の分裂を促進し、遺伝子を活性化するとの実験結果が得られたとのことです。まさに、ブロッコリーの底力を見せつけられたようです。

 

ブロッコリーに含まれる栄養分を効果的に摂取し、美味しくいただくためには、選び方、保存法にこだわってみると良いでしょう。まずは形や色に注目を。

中央が盛り上がった形状で、つぼみが固く、茎がみずみずしいものを選ぶのがポイントです。色は濃い緑色のものを。黄色っぽいと鮮度が落ちている可能性があるので避けましょう。中には紫色を帯びたものがありますが、アントシアニン(ポリフェノール)が合成された結果なので心配無用。茹でれば緑色になります。

鮮度を保って保管するには、湯がいて水気を切り、キッチンペーパーを敷いた密封容器かポリ袋に入れて冷蔵庫に入れるか、小房に分けて冷凍庫へ。時間がないとき、茹でずに調理する場合はポリ袋またはラップにくるみ、茎を下にして冷蔵庫で保管を。なお、湯がいたり茹でたりしたあとは水溶性ビタミンの流出を避けるために水にさらさずに。

 

ところで、ブロッコリーの茎を捨ててしまうという人も多いうようですが、つぼみと同様の栄養分が含まれていますから、皮を厚めにむいて加熱調理しましょう。熱が加わることで甘味が増し、美味しくいただけますから、ぜひ試してくださいね。

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